” Omoteyama-san & Urakawa-san”

発祥が1800年代と言われている「ばらちらし」は、こだわりがスゴかった件

海をこよなく愛する店主が作るばらちらし。

東京、神楽坂にある「鮨処よね山」に行ってきました。
神楽坂駅から徒歩5分にあり、隠れ家雰囲気 満載です。

オープン23年という長い歴史のお店ですが、きれいな内装で店内の雰囲気もGOODです。

店主の米山さんは、寿司幸本店で18年の修行を積んだ職人で、一見コワモテ。
(この偏見はのちに覆ることに…)

多数のテレビ取材や、雑誌の人気ランキングでも上位を獲得している「ばらちらし」をご紹介いただきました。

ばらちらしは江戸時代からあって、冷蔵庫がなくてもお魚を美味しく食べるための方法として受け継がれてきたとのこと。つまり、1日経っても美味しいような工夫が施されているメニュー。
(諸説あり)

具材の選定から始まり、具材をお酢で締めたりわさび醤油で絡めたりなど、具材のすべてが日持ちできるようになっているという、手のかかりよう。
※最近のばらちらしは、すぐに食べるように作られている場合が多いとのこと。

全部で10種類の具材を重ね、仕上げていく様は、まさに芸術。

こだわりは具材だけじゃない。
お持ち帰り用メニューとして展開されているこのばらちらしですが、容器にも店主のこだわりが。
福井県の和紙メーカーに依頼。
お米の水分を吸い取りすぎないような素材。
気分が明るくなるような包装紙。
そんなにこだわりの深いなら、ぜひとも体験してみたいところですが、なんと1日20食限定
こりゃ、競争率は急上昇です。
基本的に予約制ですが、本州なら発送も可能とのこと。
注文は一つからでもOKとのことですので、お試しください。
(送料や手数料はお問い合わせください。)

・・・そんなこんな話をしていると、いつの間にか米山さんの趣味の話へ。
趣味はスキューバダイビングとのことで、これまでたくさんの海へ潜ってきたそうです。
いつも海のことを考えている米山さんなのでした。
そんなお話しをしている時の米山さんの表情はとても柔和で、名刺のイラストにそっくりでしたとさ。

店舗情報

住所:東京都新宿区神楽坂6-66三上ビル1階
電話番号:03-3235-3889
営業時間:お問い合わせ下さい
定休日:水曜日・祝祭日
WEBサイト:https://kagurazaka-yoneyama.com/
アクセス:
●東京メトロ東西線「神楽坂」駅A1番出口より徒歩2分
●都営大江戸線「牛込神楽坂」駅A3番出口より徒歩3分
●JR中央・総武線「飯田橋」駅西口、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線「飯田橋」駅B3出口より徒歩9分